Monday, November 30, 2009
一人ウイスキー
ウイスキーを作る人たちは10年20年後の人たちのために今、仕込みをしているのですね、25年もののウイスキーをいただいてみたら口の中に広がって行く甘み、飲み終わったあとの余韻、長い時間を樽の中で過ごした証の濃い琥珀色、シェリー樽の香り、密度の濃い味わい、しみてくる。25年前の作り手と会話しているようでウイスキーもいいもんだな!と楽しめた。スコッチが好きだ!なんていいながらバールトタンで酔っぱらっていた相馬君、お前の顔が浮かんでにやり。俺もウイスキーの飲める大人になれました。
Tuesday, November 24, 2009
若山旅人
森の中の道を1時間ほど歩いた。時々大きくて茶色の葉っぱが落ちているところは他のところより太陽の光が沢山さしているような気がするのは、ほおの木の下だから。夏の間大きな葉っぱが風に揺れて気持ち良さそうなのもこの木。この木の下から空を見ると他の木より空が沢山見える。今日は落ち葉の上を沢山歩いた。靴の下からカサカサ聞こえて来る乾いた落ち葉の音が気持良い。若山牧水が碓氷峠を超える時に書いた文の中に足の裏から聞こえて来る落ち葉の音が何とも懐かしく自分のふるさとを思い出す。というような内容があったが、きっとこんな感じなのかなとか思いながら楽しんだ。若山牧水の息子は若山旅人でそんな名前や旅心に憧れて沼津の千本松原まで牧水記念碑?を見にバイクでいった事がある。22歳の時だった。
Thursday, November 12, 2009
近代美術館あたり。
今日の自由時間は1時30分まで。朝ご飯なしでホテルを出たので28丁目の「うな明」でうな重を食べて15丁目まで歩いた。昔よく乗った地下鉄の駅は18丁目駅。前を通り過ぎながらすごく懐かしかった。昔1年だけ暮らしてみたサッポ生活。アパートの場所は南6条西21丁目。パールモンド−ルというケーキ屋があったな、そこのチーズケーキbタイプがおいしかったが今はあるのだろうか。24丁目で地蔵商店を外から眺めていたら店内に日比オーナーらしきヒゲのおじさん、どの店にもいつもの暮らしいつもの仕事がそこにあるのです。中には入らずに歩き出しました。一人で歩くのは苦じゃないし、札幌の建物は雪国仕様でデザインがおもしろいのでぜんぜんあきない。15.6丁目はなかなかおもしろい場所になってきましたね。
札幌より
町中にはまだ紅葉の残りが黄色や赤い色を残しているのに町を取り囲む山々はすでに白い雪をかぶって冬景色だ。窓から藻岩山や旭が丘に当たる朝日を眺めているうちに円山、大倉山の方に薄雲がかかって来たと思ったら、窓の外に雪がちらついてきた。窓ガラスに顔を付けてぎゅっと石狩の方を見るとすっかり雲の中、雪がでかい雲の固まりになって町にやって来る感じ。町中のビルやマンションの窓に朝日が反射しているというのに3キロ先の山には雪が降っている。北海道だな! ひまな人、真冬に札幌から網走まで電車で旅してみるのはどうですか、えんえんと続く白の景色、オホーツクに向かってひた走る電車の中、あなたはどんな本を読むのでしょう。