Monday, July 28, 2008

岬へ続く道

この道は岬へ続く道、車は降りて、歩いて行く事になります。20分くらいかかるでしょうか、この道の一番高いところに辿り着くと、そこには日本海とその海に厳しく突き出した岬、神威岬が現れます。長く突き出した岬の先端まで続く道はこの草原の向こうにあります。札幌から往復すると7時間くらいでしょうか、この半島とその先にあるこの岬まで行く事の出来る時間と心に余裕のある旅人は行ってみて下さい。
先日日本一周をすると言う青年に会ったら、急にこの風景が見たくなりました。積丹半島の一番西、神威岬はいい岬です。
Saturday, July 19, 2008

古くてしかも新しい美しい味

焙煎しています。また少し良くなりました。この焙煎機でローストすることがこんなに難しいとは考えていませんでした。これは遠回りなのかもしれませんが、この焙煎機で良いコーヒー創ってやりたいと思うのです。スタッフのみんなにもこのこだわりのおかげでそうとうなしわ寄せをかけていることでしょう、店にも出ないで朝から晩まで焙煎室にこもりきりの日もよくありす。焙煎しながら思います、みんなのおかげでこうして焙煎していられるんだなー、店に出せない豆を毎週何十キロも焙煎させてもらっている訳です(畑にまいたり、鉢植えに使ったりしています)。美味しくしなくちゃなーと思います。最近は自分の常識の外側の焙煎を試みていますがこれがかなりいいんです。やっぱり「やってみなくちゃ解らない、やったことしか残らない」ですね、じぶんのアイデアを信じてカタチにしてやりたいと思います。古くてしかも新しい美しい味を探しています。
Wednesday, July 16, 2008

コーヒーコレクティブ

コペンハーゲンにある、このコーヒー豆屋さんの焙煎がいい。浅めのローストでここまでしっかり焼き切っているコーヒー豆にであった事がない。口に入った時の鮮やかさ、飲み終わってからの口切れの良さ、僕には完璧な焙煎に感じました。こんな焙煎もあるのかと思うと、世界中にはまだまだいろんなロースターがいるという事ですね、美味しい浅煎りコーヒー豆でした。いいコーヒーに出会うと元気が出ます、早くいい焙煎の原則を理解したい。いい焙煎をしたいという思いは誰にも負けないつもりです。
Thursday, July 10, 2008

遠い海が聞こえる。

アジサイが、しっとりした空気に包まれて静かに大きく開いている。那須街道のアジサイは大きい松林に囲まれながら3kmほど続いていて車を走らせながら眺める事がほとんどだが、毎年季節を感じる風景の一つになっている。鎌倉の明月院は昔アジサイ寺と言われていたけれどきっと今でも立派なアジサイが開いているのだろう、階段の石が丸くすりへっていて、沢山の人がこの階段を歩いたんだなとか思いながら歩いた。歴史のある街というものの空気を初めて感じたのもこの寺のある街、鎌倉だった。そのころ俺は18歳、那須の山から横須賀に住むようになって、いろんな事が初めてのことだった。教育訓練がやっと明け、初めての外室(上陸)で一人電車に乗って行ってみたのが北鎌倉。雨の中、明月院の階段を登った時の記憶は今でも覚えている、嬉しくて、ちょっと淋しくて・・・。海のある街に憧れたのは確かです。