Thursday, September 29, 2005

映画リバーランズ スルーイッツ

 あれはアメリカの話なのでしょうか、主人公が昔の思いでをたどりながら物語が進んで行きました、大自然の中でフライフィッシングをする父と兄弟がいたと 記憶していますが、どんなストーリーだったかは、覚えていません。ただ、その中に流れる映像はとてもきれいで、水 の上を飛ぶ虫、夕日に光る草原の風景、釣り人と川を映し出すその映像の一こま一こまは、とてもきれいでした。今でも思い出します。秋も深まるにつれ晴れた 日の夕方などは、特に思い出す事の多い映画です。今日も又、那須店へ向かう車の中で思い出しました、もちろんスケールは、全然違いますが、映画の中で感じ る乾いた空気や、美しい自然を、この那須山の麓に広がる風景の中に感じる物が在るのかも知れません。この土地で生活できることを幸せに思います。
PS 実は今だにフライというものをしっかりトライしたことは、ありません。コーヒー屋のマスターは、けっこう忙しいのでした!
 

那須街道















早朝のこの道はいいぞ!
黒磯と那須インターをむすぶ松林。

コーヒーの話 1

 『冷めても美味しいコーヒーが好きだ』『冷めるとなお美味くなるようなコーヒーがいいコーヒーだ』まあ これは、言い過ぎですが基本的にキクチは、そう 考えています。いろんなコーヒーをテイストするとき温かいコーヒーは基本的に美味しい、でもコーヒーによっては、さめると味がなくなったり、又渋くなった り、雑味が全面に出て来てしまったりと、欠点が強調されてきます、冷めてもなお美味しい珈琲豆がベストです。昨夜の飲み残しのコーヒーを朝起きがけに飲ん でもまだおいしい!それぐらいに雑に扱ってもそれでもウマイコーヒー。ワイルドな強さと繊細で透明感のある味と香り、どんな状況、環境の中でもある程度の 味は、表現できる、そんなコーヒーが好きだ
Monday, September 19, 2005

9.18 満月のせい

このところ旅好きの友人たちから、満月の夜の登山の話を聞くようになり,自分はいつ登ろうかと考えているうちに,夏はあっという間に過ぎてしまいました。ここ数日、月が夜空に浮かび、こうこうと街を照らすもんだからどうも落ち着かない日が続いて,とうとう昨夜は夜中に山へ!12時頃山の駐車場で月を眺めていると、この夜中にTKとOも別々にやって来た。明日も忙しいだろうに元気なやつらだ、1時頃別れてヘッドライトを頼りに山道を歩きはじめた、ヘッドライトを消してみたらすっかり明るい、自分の影が山道に映る、峠に近づくにつれて風が強くなりだす、遠近感がなくて少し歩きにくい、かなり慎重に歩いた、一人の夜の登山は、かなり孤独!山肌の岩のシルエットが気になり出すとけっこう恐い、月がなかったらとても登れないなーと、時々満月を確認しながら歩く。
この那須岳の峠はまさに日本海側と太平洋側を仕切るように連なっているから年中風が吹く、日本海側から吹きつける風は想像を超える強風、今夜も峠に立つと上り道では予想できない強さ、こんな風の場所で眠る事もなかなかないだろう、岩陰は止めにして、風の中に寝袋を広げる、テントのない野宿だから頭まですっぽり入り込んで小さな入り口から空を見ながら楽しむ本当は顔を外に出して眠りたいのだが風が強すぎて出していられない、本当にすごい場所での野宿になった。それも これも 満月様のおかげです。
Thursday, September 15, 2005

野原














 
時計の下のもう一つの写真、野原を歩く開高さん!

 そういえば、今年はバッタとかカマキリが沢山いるようなきがします、子供の頃だったら大喜びだったんだけれど、最近はカマキリ、バッタ、オニヤンマあたりで喜んでいると不思議そうに見つめるスタッフもいます、昆虫の嫌いな人が増えているのかな、それとも、俺が変なのかな!
 秋になると気になる野原、いや草原、があります。ワレモコウがいっぱい、すすきに止まる赤とんぼ、晴れ上がった空には、トンビが気持ちよさそうに舞っています。空気が乾いて、空が高く、9月の晴れた日は、本当に気持ちがいい、毎年9月になると、あーやっぱりこの季節の晴れた日は、最高だ!俺は9月の晴れた日の空気が一番好きなんだ!と 思っていると、(ショウゾウさんは、9月の晴れの日が一番好きなんですよね)と K さん。長いスタッフにはもうすっかりばれています。毎年いい天気の日には、独り言のように言ってるようです。今年も何回も言えるといいなー。

『俺は9月の晴れた日の空気が一番好きだ』

朝 














 部屋のなかの壁には、旅先から届いたポストカード、雑誌の切り抜き、メモ、思い付いた事、これからしたい事、いろいろな物が、ピンで留めてあります。何処かにしまってしまうと、ほとんどそこで忘れてしまうので、好きな物、気になる物は、なるべく目にするように、忘れないように、壁じゅうに貼りまくります、そうしていると、好きな物がだんだん増えて来るわけですから、楽しいにきまってるじゃないですか、自分の好きな物や好きな事が、新ためて解ってきます。昔貼った時の事が思い出され新鮮な気持ちになることもあります。この写真は、友人のTKが南の国を旅した時に送って来た物です。このカードが届いた時、心が洗われる思いでした。俺の部屋の時計の下には、このカードと開高さんが草原を歩く写真が留めてあります、毎日みていますがまだまだ飽きそうには、ありません。ありがとうよ K !
Tuesday, September 06, 2005

時は流れて














 
 ピカピカきず一つない銀色の缶を、この棚に置いた(那須店)、新品過ぎて少し気にしながら置いたのにいつの間にかすっかり貫禄もでていい感じ、10年過ぎたんだなー、 カウンターの後ろでお店を見続けてきたコーヒー缶、大事にしてやらなくちゃ!近いうちに少し磨いてやるとしよう。

 もう知ってる人も少ないと思いますがNASU SHOZO CAFEは数年前はCAFE NASUNOSHOZOでした。そして、その前は、那須珈琲茶寮 と名乗っておりました、SARYOという響きがいいなーと気にいっていたのですが、スタッフもお客様も誰も那須珈琲茶寮とは呼んでくれづ、山のショウゾウ、又は那須のショウゾウと言う人がほとんどだったんです(CAFE CONTINENTSという時もあった!)那須茶寮(緑茶ベースのオリジナルティー)を眺めると、ずいぶん名前も変化したなーと懐かしくなりますが、いやいや変化する事はいい事だ!変化を恐れるな!進化ダー!と変なところで自分に言い聞かせるキクチです。
Thursday, September 01, 2005

山のコーヒー















2005年8月31日午前7時30分

菊地洋平














 
2005 SHOZO MOONのスタッフ、早朝の山カフェにて!(8月31日) の写真。ちょっと気になる真ん中の男が、MOON店長洋平君(集会の帰りげ!)とみんなに聞かれておりました。それぞれががんばってくれて、今年のMOONもあと4日、ほんとうにご苦労さん、来店してくれたお客様にも夏の記憶として心の中に残る事しょう。
洋平店長はMOONを最後にSHOZOを去る事になりますが、時々顔を見せて、いろいろサポートして欲しいし、年に一度は長渕洋平も聴きたい!