Sunday, December 17, 2006
ふたたび北浜駅
NANAを見てたら彼女のふるさとの駅が出て来て雪に埋もれる小さな駅だった、名前は北浜駅。NANAのふるさとはオホーツクの小さなまちだ。という話をみんなにしたら、エー!ショウゾウさんが見るのーと返って来た。そう俺は何でも見たい人なのです。
イガイセイのあるサービス
今日和菓子屋さんでお茶を飲んだ。シンプルにデザインされた空間にクリエイティブで美味しいお菓子が並んでいる。喫茶スペースは低めのイスと大きいテーブ ル、 薄暗い空間に茶釜から立ち上る湯気がかすかに白くゆらいでいる。ちゃんとしたデザイナーさんの作る空間にはなかなか無駄がないなーと感心しつつもそれ以上 の興味は生まれてこなかった。空間よりも僕たちの興味を引いたのは店員さん。サービスの女性が和菓子のサンプルを用意して説明に来た 、普通和菓子屋さんのお菓子の説明だと、しっとり良くできた店員さんがぬかりなく説明するのがお決まりだろうが、彼女は結構大きめな声でハキ ハキとそしてスピーディーにお菓子の説明をした。それがなんとも和菓子屋っぽくなくて良かった。ニューヨークにでもできた和菓子屋さんで日系二世のブルー ス好きの女性が説明している感じ!それってどんな感じだとしかられそうですが、とにかくそのラフさがいいと感じたのでした。お店は最終的にやっぱり人でし た。イガイセイのある人、イガイセイのあるサービスは人に元気、社会に夢をつくります(笑)。
Monday, December 04, 2006
オホーツク北浜駅
北浜駅は今でもあるのだろうか?22年前北海道に住む目的の一つは「流氷の上でコーヒーを飲む」だった。その冬その目的をはたすべく向かった場所は網走の 先にあるオホーツクの海、北浜。その駅に降り立つと目の前にオホーツク海が広がる。あまりに厳しくそして美しい冬のオホーツク。小さな待ち合いでお湯を沸 かしコーヒーを落としてホーローのカップに注いだ。マウンテンパーカーのチャックを上まで閉めてカップ片手に駅を出た。陸なのか海なのかも解らないまま、 真っ白な風景の中でコーヒーを飲んだ。寒いしコーヒーも冷たいしで味も解らなかったけれど、雪が降ると思い出す冬のコーヒー。