焙煎
本当に久しぶりです。コーヒー豆のことを書かなくなってずいぶん経ちます。あきらめた訳ではないのですが一日過ぎるといつも言い訳にになってしまう結果にやんなっています。今年になってすでに500kgは焙煎しました。大量の豆を捨てるたびにつらくなります。飲めないわけではないのだけれど、心から美味しいと思う焙煎になっていません。自分の焙煎した豆だけで飲んでいる分には充分美味しいのですが、目標としている味、豆があるものですから比べて飲んでみると、辿り着いていないのです。いくら焙煎してもその味を再現できません。もしかしたら俺には作れないのではないかと思ってしまいます。もうだめだ、もうだめだ、何度思ったことか。その度にかすかなアイデアが見えて来て、あーまだ辞めるなということかと思いながら続けています。それにしてももうそろそろいいような気がするのですが、コーヒーの神様はこれ以上どうしろと言うのでしょう。決してあきらめない、あきらめなければ必ず出来る、そう信じて、信じて過ごしてはいますがちょっと怖いこのごろなのです。