Tuesday, April 20, 2010

ダンパー

ダンパーを操作すると確かに豆の芯に火はとおり豆が柔らかくなるのですが、仕上がった豆の味を見ると、コーヒー豆の持っている本来の個性、さわやかさがぼやけてしまい味の回りにうっすらと幕ができたような感じ、それを消そうとするとだんだん深煎になりがちです。冷めてくるとボディーが弱くざらつきコーヒーの味以外のこげた甘みと苦みが前に出ます。海外の焙煎機は高カロリーのためでしょうかほとんどの人はダンパーを意識しないで全開で焙煎しています。ダンパーを閉めた焙煎よりは味の鮮やかさ、個性は出やすいようで、さすがと思う事もありますが、時間をかけて味わうと液体は奇麗でもコクが消えてすかすかになる事もよくあります。パワーにまかせて火を通してしまうと冷めてからの味が苦いと感じます。焙煎は簡単ですがいい焙煎は本当に難しいですよね。
コーヒーコレクティブ、エステートコーヒーの鮮やかで透明で生き生きとしたコーヒーはけんざいかな〜。プロバットだったな〜。のみたいな〜。変わってないといいな?だれかインテリジェンシア、スタンプタウンの豆わけてくれないかな。飲んでみたい、持ってる人お願いします。