Thursday, March 16, 2006

望が来る村















石 狩の北にのびる海岸線にこの村はある。草原が続き、風が吹きつけ、厳しく美しい土地、望来。昔この土地に住んだ人々はどんな気持ちでこの名前をつけたの だろう。そんなことを思いながらいつもこの村を走り抜ける。ややストイックになってしまう風景ではあるのだがこの村を後にして思い出す時、自分の中に小 さなキラリが少し生まれる。淋しいのに嬉しいこの風景の土地の名前は、 モ ウ ラ イ 。久しぶりの冬の日本海、冬の望来。