Sunday, January 22, 2006

珈琲 4

針の穴に糸が通ったと思って進んでみたら、針の穴の大きさの長いトンネルで、抜ける事ができない。もう少し、もう少しと独り言のように、言い聞かせている のですが、なんだか元気がでない。味見をするたびにため息。日本中で俺だけがうまく焼けないような気分になってくる。一生美味しくならないんじゃないか と、暗くなる。90点くらいとれたかと思っていた味も時間が過ぎればやっぱり80点がいいところ、とても「人の心を動かすような味」にはなりません。パソ コンを開く気分もかなり重いキクチです。