Sunday, January 01, 2006

珈琲3

新年早々ですが珈琲です。22年前札幌で書いたノートを開いています。『焙煎に必要な要素が完全に満たされた状態で焙煎されるなら、まずい味には ならな い、渋みが出たり、すっぱくなったり、濁るのは何かが足りないからおきるのだ』斉 藤さんがジム二ーに乗っていた時、運転しながら言った言葉です。今年こそ は、の願いを込めて昔のノートを眺めています。クリスマスを過ぎてジェットコーヒーの味も少し良くなりだし、暗闇の中で針の穴に通そうとしていた糸の先 がスッと通った感じです、糸が外れないように上手に引っ張らなくちゃと思います。美味しくなった!美味しくなった!と嬉しくてみんなにいい歩くたびに数 日後にはまずいコーヒーになつてしまうので、黙っていようといつも思うのに、少しうまく行くと話してしまうキクチでした。いい珈琲をつくりたい。

店と、 珈琲と、命をみがく一年です。